関西ベンチャー学会のご案内

 

   関西経済は、従来型の家電産業や重工長大型産業の国際競争力の低下、本社機能の首都圏移転、次世代型産業構造への転換の遅れなどにより、残念ながら往年の元気を失っている感があります。しかしながら、これまでの歴史を振り返りますと、多くの起業家やスタートアップを輩出し、時代を先取りする新規事業を創出できる社会的・文化的な基盤を十分に有しております。

   関西ベンチャー学会は、この関西の強みを活かし、ベンチャー、スタートアップの振興を通じて、関西経済を活性化させることを目的として2001年に設立されました。現在本学会は、大学、研究機関、行政機関、ベンチャー経営者、士業(会計士、弁護士、弁理士、税理士、中小企業診断士)などの多彩なメンバー約250名で構成されており、日本学術会議協力学術研究団体にも指定されております。

   私たち学会の使命は、会員相互間のベンチャー研究を促進し、実践家による起業活動、行政機関などによる支援活動を調査研究してベンチャー振興に貢献することにあります。そのためには、まず学会員が気軽に集まり交流し、新たな知的価値を創造する“集・交・創”の活動が重要であると考えます。また関西経済の活性化を志ざす諸機関、団体、個人との同志的連携を図りながら活動するユニークな学会でありたいと考えております。

   関西ベンチャー学会は、学会誌の発行、年次大会やフォーラムの開催を通じて新たな課題提起を行っております。また現在10の研究部会を擁しており、この2―3年の間に、ビジネスモデルとベンチャー研究部会、AI農業経営プロジェクト研究部会、ソーシャルビジネス研究部会、マーケティングと企業家研究部会、エフェクチュエーション研究部会などが設立されております。2022年には、シリコンバレーのNPO法人Japan America Business Initiatives(JABI)と連携協定を締結し、米国の最新のスタートアップ、ビジネス・技術情報を共有し、相互交流する仕組みも整えております。こうした新しい活動を提供しながら、関西のもつ底力を引き出し、経済の活性化へ貢献して参りたいと考えております。

   本学会の趣旨に賛同されます方のご参加をこころからお待ちいたします。

 

                                                           関西ベンチャー学会会長 定藤(さだとう) 繁樹
                                                     (関西学院大学名誉教授、大阪学院大学経営学部教授)
 

主な活動

  • ベンチャーの研究
  • ベンチャー育成政策に関する研究
  • 起業家や起業予定者と研究者との交流
  • 社会に対する正しい認識の普及

学会の運営方針

  • ベンチャーに関心を持つ個人に開かれた学会とする
  • 研究部会活動を中心とする
  • 日本ベンチャー学会や関西の各種経済団体と協力していく

研究部会

  • 文化観光研究部会
  • 女性起業家研究部会
  • 知的財産研究部会
  • 地域創造研究部会
  • 九州研究部会
  • 中部経済研究部会
  • ビジネスモデルとベンチャー研究部会
  • 農業AI経営プロジェクト研究部会

年次大会・その他

  • 年一回大会を開催します。
  • ベンチャーに関するセミナーも開催します。

学会誌の発行

  • 年一回学会誌の発行を行います。

会費(年額)

  • 一般会員   1万円
  • 学生会員   5千円
  • 法人会員   3万円
  • 特別賛助会員 5万円

入会申込み

入会ご希望の方は、下記より

入会申込フォーム

関西ベンチャー学会の案内パンフレット

下記よりダウンロードできます

関西ベンチャー学会リーフレット2019_

関連サイト

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