カテゴリー別アーカイブ: 事務局からのお知らせ

学会誌Vol.7原稿募集について

学会誌Vol.7原稿募集について

                          編集委員長 村上薫

 関西ベンチャー学会では、学会誌Vol.7の発行を予定しております。

 ただいま原稿を会員の皆様より募集しております。

事前に「投稿申込書」をご提出いただくようお願いいたします。 

また学会ホームページに論文要旨を掲載いたします。

御質問等ございましたら、事務局までご連絡ください。

 

1.  発行日:2015年3月

2.  投稿申込書締切:2014年10月31日(金)先着順受付

     用紙は下記よりダウンロードできます。

投稿申込書関西ベンチャー学会

  完成原稿締切日:2014年12月10日(水)

 *研究論文投稿希望者は、査読の必要上、論文作成次第、至急事務局へご送付ください。

 *完成原稿と一緒に、学会ホームページに掲載する「論文要旨」:

 和文、A4サイズ、1枚( 400字以内 )をご送付ください。

 *申込者多数の場合、締切日以降の提出は次回掲載になることをご承知ください。

3.論文の種類


研究論文、事例研究論文、研究ノート、資料、書評など

4.原稿について

完成原稿は2段組みで提出してください。
 原稿記載につきましては下記「関西ベンチャー学会学会誌第7号論文投稿者へ」をご覧ください。

関西ベンチャー学会学会誌第7号論文投稿者へ

5.学会誌掲載論文は将来、学会ホームページに掲載されます。

 

関西ベンチャー学会投稿規定


1.投稿規程


(1)投稿者は、原則として関西ベンチャー学会の会員とする。


(2)投稿原稿は完成原稿とし、関西ベンチャー学会の研究目的に即したテーマのもとに、


日本語あるいは英語で書かれた未公刊論文とする。


(3)本誌に掲載された論文等を執筆者が他の出版物等(web等を含む)に転用する場合には


予め文書により関西ベンチャー学会の承認を受けると同時に、その出版物に

「関西ベンチャー学会誌」(Vol.…,刊行年、月)に掲載された論文であることを明記しなければならない。

(4)図表は本文での挿入箇所を明示して、合計で2ページ以内とする。


(5)引用文献については、本文では(注・・・)とし、原稿の終わりに、著者名「文献名」出版社,出版年,引用ページを表示するものとする。


(6)参考文献については、原稿の終わりに50音順に、著者名「文献名」出版社,出版年を表示するものとする。


(7)投稿に際しては、完成原稿を電子メールで締切日までに事務局に送付するものとする。


(8)投稿原稿の採否は編集委員会が委嘱する2名のレフリーの審査に基づき編集委員会が決定する。


(9)原稿料は支払わない。ただし、20部の抜きずりを無料で送付する。


(10)投稿原稿等は一切返却しない。

 

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第39回医療・福祉研究部会のお知らせ

第39回医療・福祉研究部会

下記の通り、今年度第3回目の医療・福祉研究部会を開催しますので、奮ってご参加ください。

テーマ  国家戦略特区と医療機器開発

日 時 10月15日(水)18:30~20:00

場 所 備後町クラブ8階会議室1(大阪市中央区備後町3-6-14アーバネックス備後町ビル3階=地下鉄本町駅下車・1番出口から徒歩1分)

講 師 黒木俊博・先端医療振興財団医療機器コーディネーター

会場は地下鉄御堂筋線・本町駅下車 1番出口を出て、左(御堂筋とは反対方向)に進み、1つ目の角を左に曲がった2つ目のビルです。(今回の会場は8階ですのでお間違えなく)

mail to : hiroyuki.sakagawa@nex.nikkei.co.jp

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2014年度第1回講演会のご報告

関西ベンチャー学会は2014年度の第1回講演会(全体例会)を6月に開催しました。新聞やテレビなどで話題を集め、レストランも連日超満員となっている近畿大学の養殖マグロビジネスがなぜ成功したのか。かつて大学発ベンチャー「アーマリン近大」の取締役としてブランド化を推進した仕掛け人の大久保良雄さん(現・株式会社キャリア特待館代表取締役)に伺いました。講演後は関西ベンチャー学会の林茂樹会長の司会で、会場参加者を交えた質疑応答を展開。参加者による交流会も開催しました。

テーマ 「マグロビジネスはなぜ成功したか~近大マグロブランド誕生秘話」

日 時 2014年6月9日(月)午後6時30分~8時

場 所 備後町クラブ3階ホール(大阪市中央区備後町3-6-14アーバネックス備後町ビル)

講 師
大久保良雄・株式会社キャリア特待館代表取締役(元・アーマリン近大取締役・近畿大学水産研究所事務長)
聞き手は林茂樹・関西ベンチャー学会会長

内 容
大久保氏は1977年に三重大学農学部を卒業後、三重県経済連(現JA三重)を経て近畿大学に事務職員として入職。その後、民間企業への出向を経て95年に近畿大学水産研究所に事務長として着任しました。
大久保氏の説明によると、同研究所は48年に和歌山県白浜町に設立された臨海研究所が前身で、第2代所長の原田輝夫氏が考案した小割式網イケス養殖法によるマダイ養殖で収益を上げた実績があり、70年から水産庁の委託を受けたことをきっかけにマグロ養殖の研究を開始。補助金打ち切り後も研究を続け、32年間の試行錯誤の末に2002年6月、世界初のクロマグロ完全養殖に成功しました。
大久保氏は「事務長として着任したころは、赤字が続いていたにもかかわらず将来ビジョンが示されていなかったため、収支改善策として成魚のブランド化を提案し、販売担当を自ら申し出た。そして、販売会社の設立を計画し、アーマリン近大を設立した」と、大学発ベンチャーを立ち上げた経緯を説明。「ニーズとシーズを結びつけるため、全国を回って顧客の声を集めていたところ、たまたまある寿司店の大将の『「自分は中学しか出ていないのにこのマグロは大学を出ている』という言葉を伝え聞き、マグロに卒業証書をつけ、近大マグロというブランドで売り出すことを発案した」と、ブランド化のきっかけとなったできごとを打ち明けました。そして、「QRコードをつけて生産履歴がわかるようにしたところ、大ヒットした。この次の夢は世界に出ることだが、それは後任者に託したい」と次への期待を述べました。
さらに大久保氏はブランド戦略の基本として「①わかりやすさ②顧客の共感③可視化④ユニーク性⑤ストーリー性⑥結果検証――の6か条が重要。また、これだけ覚えただけでは何の意味もなく、積極的な行動と果敢な挑戦、深い思考が加わって、初めて戦略と呼べる」と、自らつくった戦略モデルを説明しました。そして「目的を達成するためには色々な道が無数にある。自ら方法を編み出すことが大事だ」と結びました。

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第13回年次大会のご報告

関西ベンチャー学会 第13回年次大会

「未来を拓くソーシャルベンチャーへの期待」

2014年関西ベンチャー学会の第13回年次大会が、2014年3月16日、関西学院大学大阪梅田キャンパスで開催されました。午前中の会員総会、会員研究発表に続いて、午後から基調講演、パネルディスカッション、学生ビジネスプラン発表会が行われ、会員研究発表では、知的財産・マーケティング戦略などに関する研究成果が発表されました。午後の基調講演では、ホームレスの人たちが販売する雑誌「ビッグイシュー日本版」を発行している(有)ビッグイシュー日本の佐野章二代表が登壇。企業としてこの事業を推進する意義などについて語りました。パネルディスカッションでは佐野代表に加え、近畿労働金庫地域共生推進部の法橋聡部長、(株)プラスリジョンの福井佑実子代表取締役も登壇し、林茂樹関西ベンチャー学会会長による司会進行で、ソーシャルベンチャーを巡る現状と課題などについて議論しました。学生ビジネスプラン発表会では、関西の5つの大学の学生たちがビジネスプランを発表。大阪市立大学大学院の小笠原恭子さんが最優秀賞に輝きました。夕方に開催された懇親会では、会員・非会員を含めた参加者に学生たちも加わり、交流の輪がいくつもできました。

[ 趣 旨 ]

現代社会には、貧困、格差、教育、環境保護、高齢者・障害者の介護・福祉から子育て支援、まちづくり等に至るまで、多種多様な新たな社会的課題が顕在化しつつあり、これらの社会的課題をビジネスとして解決するソーシャルベンチャーや社会起業家への期待が高まっています。ボランティア活動や行政による補助金に依存する従来型でなく、優れた事業モデル、ノウハウ・技術の蓄積、有効なマーケティング活動、多様な資金調達や有能な人材の確保、効果的な財務活動や組織マネジメントを取り入れた持続可能なソーシャルビジネスを育成する必要があります。今回の年次大会は、この分野で優れた業績を収めている企業経営者による基調講演とパネルディスカッションを中心に構成し、ソーシャルビジネスのあり方や成功要因、新たな可能性について探求してまいります。

[大会プログラム ]

日 時 2014年3月16日(日) 10時30分開会

会 場 関西学院大学大阪梅田キャンパス

10:30 会長挨拶、主催校挨拶

10:35 関西ベンチャー学会会員総会

11:00 会員研究発表
開始・終了宣言:定藤大会実行委員長

*研究発表1* コメンテータ:釣島平三郎(太成大学)

①11:00~11:25
北真収・岡山大学大学院社会文化科学研究科教授
ベンチャー創業期の信頼構築の糸口―参入価格設定のケース―

②11:30~11:55
寺地洋之・大阪工業大学建築学科准教授
宮脇一・情報工房株式会社代表取締役
北村光司・Seiju 国際知財事務所所長弁理士
下出一・株式会社サピエンティスト代表取締役
知財の強み・弱みと顧客ターゲットの組み合わせに着目した知財評価技法に関する考察

*研究発表2* コメンテータ:文能照之(近畿大学)

①11:00~11:25
名取隆・立命館大学大学院テクノロジー・マネジメント研究科教授
中小企業のウェブサイトマーケティングの効果と課題

②11:30~11:55
大野長八・大野アソシエーツ代表
高齢化社会と女性の時代・事例研究・女性専用フィットネス・カーブス

12:00 昼食休憩(理事会)

13:00 基調講演

講師:ビッグイシュー日本代表 佐野章二氏

テーマ:「ホームレスをビジネスパートナーにする―ビッグイシュー10年の試みを通して―」

佐野章二氏プロフィール

1941年大阪生まれ。(有)ビッグイシュー日本共同代表。大学職員、都市問題コンサルタント事務所、地域調査計画研究所の開設を経て、2003年から現職。07年にはNPO法人「ビッグイシュー基金」を設立、理事長兼務。2003年9月に雑誌『ビッグイシュー日本版』創刊現在235号発売中。独立事務所時代にはNPO法策定のための基礎調査や制定作業を行う。2010~11年内閣府「新しい公共円卓会議」委員を務める。

佐野氏講演概

基調講演を行った佐野章二氏は、ホームレスの人たちが販売する雑誌「ビッグイシュー日本版」を2003年9月に創刊しました。現在は全国16都市で150人近い人が販売しています。累計発行部数はおよそ600万冊に達しています。佐野氏は「日本におけるホームレス問題は失業問題。仕事がないから住居もなくなり、人とのきずなもなくなって孤立してしまう。ホームレスにしかできない仕事をつくれば、これらの人たちは自立できるのではないか」と考えたことがきっかけだったと語り、NPOではなく企業として立ち上げたのは「事業性を持たせ大きくすることで、ホームレスの人たちの仕事をたくさんつくりたい」という思いからだったと説明しました。また、「この事業には①若者の活字離れが進んでいる②雑誌の路上販売の文化がない③無料の情報が多い④ホームレスからは買わない――という四重苦があり、当初人からは絶対に失敗すると言われていた」ものの、女性が多く買ってくれたり、路上販売に対する規制も「移動販売」ということでクリアしたりといったことで、継続ができていると語りました。そして佐野氏は「ホームレスの人たちの自立を市民がサポートするプロジェクトとして立ち上げた認定NPO法人・ビッグイシュー基金と、会社組織のビッグイシュー日本が車の両輪となり、自立への支援を強化。失敗した人たちがもう一度チャンスを得て立ち上がる社会をつくるため、ホームレスの人たちとパートナーを組んで活動を続けたい」と結びました。

14:00 パネルディスカッション

テーマ:「未来を拓くソーシャルベンチャーへの期待」

コーディネーター:林茂樹(大阪工業大学知的財産学部教授)

パネリスト:
ビッグイシュー日本代表 佐野章二氏
近畿労働金庫地域共生推進部部長 法橋 聡氏
(株)プラスリジョン代表取締役 福井佑実子氏

法橋 聡氏プロフィール(2014年2月末)

1999年から約2年間、近畿ろうきんからNPOへの出向経験を持つ。意思のあるお金をつないで地域に循環させる「社会的金融」を目指して近畿圏を東奔西走してきた。これまで、大阪府「地域福祉支援計画推進委員会」委員、神戸市「ソーシャルベンチャーアワード」委員、内閣府「新しい公共支援事業・運営会議」委員などにも携わる。

福井佑実子氏プロフィール

民間企業、国立大学産学連携組織勤務(産業クラスター内ネットワーキングを担当)を経て現職。社名プラスリジョンには、常に「プラスする」のは「リジョン(融合)」の視点で、という活動方針を込めている。「融合」をキーワードに分野横断的ネットワークを活かしながら障害のある人の働く場づくりを事業的手法て?確立することをめざす。農業分野との融合事例として、「オニオン・キャラメリゼ(玉葱飴色炒め)」のプロデュース実績がある。ETIC.主催STYLE2004入賞(2004年)、NEC社会起業塾6期生(2007年)、SVP東京 協働採択(2009年)大阪府第4次福祉計画策定委員(2010~2011年)農林水産省6次産業化プランナー(2012年~)、ユニバーサル社会づくり賞・兵庫県知事賞(2013年)

15:10 休憩

15:20 学生ビジネスプラン発表会

司会 宮田由紀夫(関西学院大学)
審査委員長 三根早苗(㈲パワーエンハンスメント代表取締役)
審査委員 大野長八(大野アソシエーツ代表)、宮田由紀夫(関西学院大学)

①15:20~15:35 神中智博(関西学院大学国際学部) E-Food 東南アジアにおける食の安全と環境対策に取り組む

②15:35~15:50 松浦麻奈未 出店純一 野田勝也(大阪経済大学経営情報学部) 受験・就職活動支援ポートフォリオサービス~ユーザー属性を踏まえた広告ビジネスの提案~

③15:50~16:05 小松史典 吉田竜也 池本さやか 浦崎雄太郎(近畿大学経営学部) 茶カスに秘めた可能性

④16:05~16:20 仲村厚輝(追手門学院大学経営学部) SMASHION

⑤16:20~16:35 小笠原恭子(大阪市立大学大学院文学研究科教育学専修) 障害者に経済的自立を!-働く場の拡充-

16:35 閉会挨拶 定藤大会実行委員長

17:00 懇親会(新阪急ホテルアネックス1階クレール)

司会:宮田常任理事
挨拶・乾杯 林 会長
学生ビジネスプラン授賞式 林会長
受賞式の司会:宮田常任理事
賞状授与:林会長
次年度開催校挨拶:関西大学

19:00  大会閉会挨拶 :定藤大会実行委員長

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輝く女性のためのシンポジウム(9/12)

9月12日(金曜日)から14日(日曜日)の日程で「女性が輝く社会に向けた国際シンポジウム」World Assembly for Women in Tokyo(略称:WAW! Tokyo 2014)が東京にて開催されます。

こちらの関連イベントとして大阪で「輝く女性のためのシンポジウム」が開催され、関西ベンチャー学会 女性起業家研究部会でも後援することとなりました。

女性の視点を活かしたビジネスモデルを紹介しますので、ぜひお越し下さい。

*********

第1回輝く女性のためのシンポジウム 「ダイバーシティ時代、女性たちのセルフプロデュース」

http://diversity.wao.jp.net/

開催日    :2014年9月12日(金曜日)14:30~18:00

開催場所:大阪 会場:グランフロント大阪(北館 B2)

ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンター

参加費無料

内容       :

(1)女性の抱える問題点と施策
(2)女性起業家ロールモデルの提示
スペシャルゲストに遥洋子さんを迎えWAO理事によるダイバーシティ時代の女性のセルフプロデュースについて(3)女性起業家 ビジネスプラン事例発表

お申し込みはこちらからお願いします。

http://diversity.wao.jp.net/

 

主催者    :一般社団法人女性と地域活性推進機構

後援

近畿経済産業局
大阪労働局
近畿総合通信局
大阪府
大阪市
大阪商工会議所
公益社団法人関西経済連合会
一般社団法人関西経済同友会
大阪デジタルコンテンツビジネス創出協議会
一般社団法人エメラルド倶楽部
カサブランカエグゼクティブ倶楽部
関西ベンチャー学会女性起業家研究部会

 

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女性起業家研究部会 第1回例会のご報告

7月31日に女性起業家研究部会を開催しました。

今回は、京都の素材にこだわった花乃蜜石鹸の販売を手掛けられる花千佳 村田尚美さんのビジネスモデルを紹介していただきました。

起業への道のり、京都という地域性を活かして素材を厳選したこと、製法の工夫、化粧品製造免許を取得するまでの苦労話、販路開拓など、体当たりの体験談にみなさんとても高い関心を持たれていました。

東急ハンズ京都店で期間限定で販売されていたのですが、9月より常時取扱いとなったそうです。

これからの展開が楽しみです。

花千佳

http://www.hanasenka.jp/

 

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第1回情報交流サロン 2014年7月29日

第1回情報サロンが開催されました。発表者二人のプレゼンテーション概要は以下の通りです。関西ベンチャー学会第2回情報交流サロンで発表をしていただける方を募集しています。ご希望者は関西ベンチャー学会事務局までお申込みください。info@kansai-venture.org

■日本セラピスト検定機構公認スクール 峯瀬桂子様

「資格を活かした起業」
資格団体の提供するサービスと資格取得者が求めるものの乖離についての講話。女性が何か仕事を始めようと思った時、自分の好きな趣味を生かしたり、また自分に合った資格を取得して仕事にできたらと、将来の自分の人生設計をされる方が多いのではないでしょうか。
資格団体では資格取得のための技術を習得することはできますが、事業収益を生むための仕組みを学ぶことができないのが課題でもあります。本来資格取得後、その仕事で経済的に自立できることが理想的だと思います。 そのためには、活動の場を拡げるための営業が重要です。私は女性の中には苦手意識も多い営業を円滑に進める方法と経営の知識を高めることで、女性の自立をサポートできたらと考えています。

 ■情報工房株式会社代表取締役 宮脇一様

「コールセンター(お客様対応部門)の現状と今後」~3 年後のコールセンター予報
「雇用の創出産業と言われ盛隆を誇った業界も、変わらなきゃ、無くなる。」そう思ったのは、7年前。突然、「でんわ」の仕事が30%に減った。環境変化に適合し、世の中の役に立つしくみに変わらなければ、100名の社員と家族が路頭に迷う。導き出した答えは、ドメインを見つめ直すこと。
一人あたり、1万人/年と会話をするコミュニケーターは、お客様をきちんと理解し、何を考えているかが手に取るように判る。方や企業の経営者が今知りたいことは、見えなくなった「お客様の想い」だ。そう理解したとき、私たちの役目は、「生産性」から、「お客様を知ること」に変わる。「できるだけ、多く、長く、深く会話をしよう」。真逆のKPIを引っさげてチャレンジする。
そこには、昔のコールセンターの姿はない。電話のみならず、手紙・FAX・メール・SNS・チャットとあらゆるメディアを組合せ、発信する。コミュニケーションのシナリオから、表現物ができ、お客様が満足する。結果、企業との円滑な関係が出来上がる。そんな仕事をするのが、私たちだ。

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事務局夏期休暇のお知らせ

下記の期間、事務局は夏期休暇をいただきます。
ご不便をお掛け致しますが、何卒よろしくお願いいたします。

夏期休暇期間:2014年8月12日(火)~2014年8月27日(水)

8月28日(木)より通常業務とさせていただきます。

 

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第38回医療・福祉研究部会のご報告

第38回医療・福祉研究部会のご報告

第38回医療・福祉研究部会が、7月15日(火)午後6時30分から、大阪市中央区の備後町クラブA会議室で、「 世界に貢献する日本の医療」をテーマに開催され、関西ベンチャー学会の日野孝雄副会長(医療・福祉研究部会主査)による報告が、質疑応答を交えながら行われました。

報告の概要は次の通りです。

政府は日本の医療のアジア進出を成長戦略とした(13年成長戦略)。20年を目標に医療技術・サービスの輸出を13年の3倍1.5兆円を目標とする。この政府の支援を受け、医療機関、商社、プラント会社が現地の政府や財閥系医療機関と提携し進出を始めた。

拡大するアジアの医療を支援しながら日本医療を定着させる試みである。

これは富裕層を中心とした医療ツ-リズムの流れを汲む国際病院方式ではなく、各国の中間層・貧困層の患者を対象にしたBOP型医療ビジネスである。貧困層は中間層へ中間層は富裕層へと経済成長する10年後のアジアの発展を見据えた日本独自の医療ビジネス戦略といえる。

タイの医療ツーリズム国際病院の職員は自分の給料では、自分が働くこの病院では費用が高くて受診できないという。しかしアジアの通常の公立民間病院は技術が低く、環境が悪いのが現状である。この隙間にこそ日本の医療が進出するビジネスチャンスがある。進出した日本型医療を経験した患者は、日本での治療も考える始める。ブーメラン現象が起こり、日本での外国人患者は増加する。

アジアの医療ツーリズム型国際病院の課題は、手術室、ベッド、看護師は配置するが、医師は雇用しないことだ。マウント・エリザベス病院のように病院に近接してクリニックビルを建て専門医師が待機する。患者はクリニックを訪問して手術が必要であればエリザベス病院を活用する。総合医療に課題があることだ。またアジアの医療ツーリズム病院は不動産事業として不動産会社や投資会社の出資が多い。利益を上げるためには海外の富裕層を患者としなければならない宿命がある。自国の国民は取り残されているのが現状だ。

日本の課題①は、国民皆保険の名の下、医療機関は国が定めた診療報酬で経営しなければならず苦しい経営が続く。外国人患者が自由診療で収益は大きいと理解しても外国人患者向けの投資ができない。外国語が出来る職員を雇えない。留学経験がある職員が業務外で対応しなければならない。外国人向けの通訳などは診療報酬の項目になく病院の持ち出しか、職員の職務外サービスとなっている。最近は市民病院でも言葉に困ったら通訳を活用できますとある。しかしその通訳の費用は患者負担で4時間まで1500円と低い。このため本格的な医療通訳士を養成できていないのが現状である。診療報酬に外国人患者対応の費用を計上することだ。

日本の課題②は、日本の大学医学部がアジアの医師を教育し育成することだ。日本人医師の米国留学を見てもわかるように、米国で学んだ手術や治療手法を帰国後日本で適用する。その結果、医療機器や医薬品も踏襲することになる。つまり医療機器や医薬品は医師に付随して普及する。アジアへの日本型医療を普及させるためにはアジアの医師の卵たちを日本で教育育成することが大事である。

世界医師会ジュネーブ宣言では、医師は民族、国籍、人種、社会的地位等で配慮が介在してはならないとある。つまり人種や、国籍、貧富で差別してはならない。日本の医療界は国民皆保険の名の下、外国人患者の受け入れを閉ざしていないか考える必要がある。

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女性起業家研究部会のご案内(7/31)

女性起業家研究部会例会のご案内
下記の通り、今年度の女性起業家研究部会を開催しますので、奮ってご参加ください。

テーマ  生きているような石鹸
素材こだわり素肌のチカラを取り戻す石鹸の販売へ

日時  7月31日(木)18:30~20:00

場所  備後町クラブA会議室
(大阪市中央区備後町3-6-14アーバネックス備後町ビル3階=地下鉄本町駅下車・1番出口から徒歩1分)

発表者  株式会社monlierre(モンリエール) 代表取締役 村田尚美

内容
花乃蜜石鹸は京都産生はちみつをたっぷりと含み、極上の利島産椿油で作られた石鹸です。
オーガニック検査員・調香技術師の村田さんが、自分の肌荒れをきっかけに、
本当にいい石鹸をつくりたいという思いで開発されました。

自然の力を引き出すこだわりの石鹸は「新しい感覚の石鹸」「石鹸の概念を変える」と評価されています。

今回は、宇治の工房での商品開発、化粧品製造業、販売許可への道のり、販路開拓などを報告して頂き、さらなるステージアップに向け皆で議論したいと思います。

第二回京都女性起業家賞 日本経済新聞社賞受賞
公益社団法人日本アロマ環境協会 神戸フレグランス賞受賞
花千佳 http://www.hanasenka.jp/

参加費 関西ベンチャー学会会員 無料、 一般 1000円

 

参加申し込みは幹事 三根早苗までお願いします。sanae@wakrak.com

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