情報交流サロン設立趣意書

設立目的及び活動方針

(1)名称

情報交流サロン

 

(2)主査・幹事

主査:

 増田勝人(ますだかつと)株式会社アットマーク・ソリューション代表取締役

幹事: 

福嶋幸太郎(ふくしまこうたろう)税理士・行政書士 大阪ガスファイナンス(株)代表取締役社長

畑中艶子(はたなかつやこ)奈良女子大学 キャリア開発支援本部


(3)趣旨

起業したが、事業継続確率が低いのがベンチャーの現状です。

中小企業の起業から1年未満で約30%の人が廃業し、3年未満で残りの約40%の人が廃業、つまり3年未満で約70%の人たちが起業に失敗しています。さらに、3年目以降5年未満で80%の人が廃業しているといわれています。 

何故、廃業される方が、こんなに多いのでしょうか。

様々な原因が考えられますが、要約すると「経営ノウハウが未熟だった」と言われています。

 「経営ノウハウ」といっても、単純でありません。

単に技術力がある、他にはないサービスを提供できる、それゆえ、起業して成功できるというような甘いものではありません。

経営はヒト、モノ、カネの三要素が重要といわれています。例えば、ヒトに関しては、ビジネスの成長段階に応じてどのように社員を採用して組織や体制を構築していくのか、モノに関しては、どのような製品・サービスをどのような顧客にどのように販売していくのか、カネに関しては、まず先立つものとして必要となる資金をどのように調達し、どのように有効活用していくのか等を検討していく必要があります。

起業するにあたっては、ある程度の経営ノウハウを身につけるとともに、アドバイザーとなるような様々な経営者、専門家等とネットワークを構築していく必要があるでしょう。

関西ベンチャー学会には、経営者、起業支援に関する専門家及び研究者の方が多数、入会しています

起業された方、あるいは起業を目指される方に、すこしでも役に立つことができればと幸いであると考え、情報交流サロンを発足させることにしました。

 

(4)活動内容

・起業に関する相談

・ビジネス情報の相互交換と人的交流

・起業に関する相談、情報提供

・新入会員へのオリエンテーションの場

・新入会員の情報発信の場の提供

・学会会員の入会勧誘

 

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