教育で日本の未来を切り開く処方箋
日時:3月22日(土)10:00-12:00(ハイブリッド開催)
場所(日本):グランフロント大阪北館7F・ナレッジサロン
(オンライン併用)
US:オンライン開催(現地時間:3月21日(金)18:00~20:00)
ファシリテーター①:
釣島平三郎・ 大成学院大学客員教授(元経営学部長)
ファシリテーター②:
大永英明・Innovation Matrix, Inc. (CED),
JABI-SV Co-Founder(米カリフォルニア州サンタクララ)
学生発表:ドイツとアイスランドへの留学体験に基づく海外と日本の教育の差について(関西学院大学国際学部2回生)
主催:関西ベンチャー学会(会長・定藤繁樹)
共催:JABI(Japan America Business Initiatives Silicon Valley)(会長・トム岡田)
シリコンバレーの知見や生きた情報にもっと身近に触れて活用してもらうための参加型のプラットフォーム
目的:起業家を輩出させるような教育への変革について議論する
1)チャレンジ精神を育む教育―初等教育・高等教育・受験制度
A)初等教育:アメリカの実践的で多彩な教育 P43
B)高等教育:変化に富んだアメリカの高等教育 P46・P103
C)受験制度:日本の知識偏重の教育と受験P52 :受験のための日本の教育の問題点 P113
2)グローバルな舞台でのコミュニケーションを可能とさせる教育
A)英語教育:グローバル時代への教育改革(コミュニケーションできる英語力) P 98
:日本のITや英語教育の遅れがITビジネス不振へ P117
B) 多文化教育:チャレンジ精神旺盛なカナダの学生(多様な留学生)P72
:シリコンバレー研修(IdeationとBusiness Plan作成)P82
:日本の大学のグローバル化の遅れ・沖縄科学技術大学院大学の先進的な取組 P89
3) ビジネスプランの提案など起業家となるために必要な実践的教育
:日本のビジネススクールの役割、発展と成果 P109
4)感性を磨き、創造力、問題解決力や総合的な人間力を身に
着けるためのArts/Liberal教育
Arts・文化:文化国家日本の復活への道(京都の文化芸術ゾーン) P62
:オープンな教材による教育(OER)どんな分野でもグローバルリーダーを育てる教育(イエール大学) P78
日本の未来を切り拓く25の処方箋: | 釣島平三郎 | Amazon
*テーマにページ数を記載していますので、ご参照くささい。
関西ベンチャー学会とJABI(Japanese AmericanBusiness Initiative)のこれまでの流れ概要:
2021年、関西ベンチャー学会とJABI(Japanese AmericanBusiness Initiative)という二つの非営利団体は、活動をより活性化し、社会貢献をさらに推進することを目的に、友好・提携関係に関する覚書を締結しました。
その一環として、両団体のメンバー同士の友好・交流・情報交換を促進するとともに、シリコンバレーの知見や最新の実践的な情報により身近に触れ、活用してもらうための参加型プラットフォーム「ジョイントフォーラム」(第1回)を設立しました。
2022年11月には、釣島先生の著書『サクラジャパン復活への道』で提起された課題をテーマに、「日米のビジネス、教育、国民性の違いから学ぶ、これからの日本」というタイトルで第2回ジョイントフォーラムを開催しました。
このフォーラムでは、多くの有益なコメントが寄せられ、特に「失われた30年」から日本がなぜ脱却できないのかについて、一定の理解が深まりました。しかし、限られた時間内では十分に議論を尽くすことはできませんでした。
前回のフォーラムでの議論を踏まえ、今回は釣島先生の新著『日本の未来を切り拓く25の処方箋』を基に、これからの日本をより良い社会にするための教育の在り方について議論を深めます。特に、多くのリーダーや起業家を輩出するための教育手法や環境づくりに焦点を当て、実践的なアイデアや具体的なアプローチを探っていきます。
記:JABI大永英明