「誰ひとり取り残さない居場所を創る~ココトモファームが取り組む「農福連携×6次産業」~」
バウムクーヘンで話題のココトモファーム・齋藤社長が登壇します!
■ゲスト:齋藤 秀一(さいとう しゅういち)氏(株式会社ネットアーツ 代表取締役、株式会社ココトモファーム 代表取締役)
■演題:「誰ひとり取り残さない居場所を創る ~ココトモファームが取り組む「農福連携×6次産業」~」
■開催方式:オンライン(Zoom)
■参加費:無料
■詳細、お申込み:https://forms.office.com/r/GAdjuWJNdQ
■概要:
様々な職を転々とした齋藤社長は、ITの会社を起業後、福祉の世界に飛び込むも、障がい者を取り巻く社会の課題と制度の限界に直面する。2019年にココトモファームを起業し、「農業×福祉×IT」に取り組みながら、どんな障害があっても誰ひとり取り残さない居場所創りをめざしている。ダイバーシティ、経営、経済の視点から特性を活かす働き方を創出し、どんな障害があっても誰でも居場所を見つけられるという齋藤社長に、自らの起業や農福連携(農業×障害福祉)をベースとしたお米の6次産業化(生産・加工・販売)」の取り組みをお伺いする。
《登壇者プロフィール》
齋藤 秀一氏(株式会社ネットアーツ 代表取締役、株式会社ココトモファーム 代表取締役)
2001年に、ITシステム開発会社の株式会社ネットアーツを創業。全国6,500以上の障害福祉施設に施設運営システムHUG(はぐ)を提供。
ITと障害者支援の自社ノウハウを活かし、2019年に愛知県犬山市で農福連携のための農業法人株式会社ココトモファームを設立する。「ココでトモだちになろう」をテーマに自社栽培による米粉100%グルテンフリーのバウムクーヘンを製造・販売。
2023年には、犬山市に就労継続支援B型事業所ココトモワークスを立ち上げ、農業と福祉、商業、工業を連携させた生産から販売までの一貫したものづくりを通して、誰ひとり取り残さない居場所創りを目指している。
著書:「発達障害でIT社長の僕」
※メールの不着やご質問等は、関西ベンチャー学会ダイバーシティ研究部会事務局<w.kansai.venture@gmail.com>までお知らせくださいませ。
【関西ベンチャー学会ダイバーシティ研究部会】
関西ベンチャー学会は、ビジネスにおける東京一極集中が著しい日本において、あえて関西を拠点にベンチャーを研究するという挑戦をしている。かつ15年前、当時まだ事例研究が少なかった女性起業家をテーマとして誕生したのが、本研究部会である。その後、社会の多様化が著しく進展した今日において、性別の属性を超えて、具体的にはまだ他国に比べて圧倒的に事例が少ない「女性起業」に加え「外国人起業」「学生起業」「社会起業」等における挑戦をテーマにより広範に起業を研究するため、「ダイバーシティ研究部会」と改名をすることにした。
経営やビジネスの分野を筆頭に、「多様性」は、現在の日本で、世界に比べてもっとも遅れている項目のひとつとされる。いわば「世界でもっとも厳しい環境」のなかで、それでも起業に挑戦する本質的なベンチャーマインドを有する企業の研究が、低迷する日本経済を打破していくきっかけとなることを願う。また同時に、本研究部会を通じて産学官民そして未来世代も含めた多様なステークホルダーが広く連携することによって、関西ひいては日本における起業をとりまく環境水準が向上することを願うものである。