投稿日: 2023年3月2日 作成者: ビジネスモデルとベンチャー研究部会
日時:3月25日(土)10:00~12:30
場所:リアル(ナレッジサロン)とオンライン(ZOOM)で実施(URL&ID/PWは事前申込者にメールで後日送信します)
JABI会員及び関西ベンチャー研究会会員、院生・学生は無料
その他、一般社会人は有料(500円)
申込方法:無料の方も事前に下記のPeatixから参加の申込み手続きを行ってください.
Peatixのアプリを使たことがない人は、先に、インターネットから取得(インストール)してください。
無料です。
Peatixからの申込みが難しかった場合は、下記の幹事(小西)まで、メールで、本文に以下の諸点を記入
の上、送信して下さい。
①お名前、②所属名、③連絡可能な電話番号、④受信可能なメールアドレス、⑤その他
送信の際のメールのタイトルは、「関西ベンチャー学会「第13回ビジネスモデル&ベンチャー研究部会」
主査:木谷哲夫(京都大学 産官学連携本部)
幹事:小西一彦(兵庫県立大学)konishikazu@gmail.com
Peatix: 第13回 #1 | Peatix
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<プログラム>
第1部:講演と質疑応答(10:00~12:00)
〈プロフィール〉
愛媛県松山市生まれ。博士(商学)。神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程単位取得。
奈良産業大学、山口大学を経て、現在、摂南大学経営学部教授。
著書に『大規模呉服商の流通革新と進化―三井越後屋における商品仕入体制の変遷―』千倉書房(2014年刊行)、『三井物産の組織デザインー総合商社の国際競争力―』日本評論社(2017年刊行)等がある。谷中の政経塾では「三井越後屋のマーケティング・イノベーション」、ナレッジサロン木曜サロンでは「三越におけるビジネス・システムの革新性―イノベーションは大阪からー」という論題で、講演経験がある。井形浩治氏との共著『三越のイノベーションとガバナンスー三井財閥と三越のインターフェイスー』五絃舎(2021年刊行)で、2021年度実践経営学会学会賞受賞。
最近は、大阪経済の競争戦略に関心をもっている。
〈講演内容の概要〉
三越や三井物産は、なぜ市場において長期存続を果たしているのだろうか、その秘密について探っていきます。その原点は、江戸時代の三井越後屋にあります。
◆第2報告: 「日本最初のコーポレート・ガバナンス事象ー三越O事件を事例に―」
報告者:井形浩治氏(大阪経済大学経営学部教授)〈プロフィール〉
大阪府守口市生まれ。同志社大学大学院商学研究科博士(後期)課程単位取得中退。
星稜女子短期大学、京都学園大学を経て、現在、大阪経済大学経営学部教授。
著書に『コーポレート・ガバナンスと経営者の新たな役割』角川学芸出版(2011年刊行)武居奈緒子氏との共著『三越のイノベーションとガバナンスー三井財閥と三越のインターフェイスー』五絃舎(2021年刊行)で、2021年度実践経営学会学会賞受賞。2014年4月~2020年3月まで、実践経営学会会長。最近は、スイス時計産業の探求に取り組む。
<講演内容の概要〉
ガバナンスは、一般に「統治」と訳されてきた。それ自体誤訳ではないが、ここでは「規律」と捉え、標記テーマに則してその内容について論じたい。三越は、単なる「一百貨店」ではなく、その発祥から日本の経済・文化そのものを進展させる役割を担う、いわば「エリート企業」であった。その点が結果的に、ガバナンスを無機能化させた。本事象は、その後の多くの日本企業で生じた不祥事、すなわち「日本型コーポレート・ガバナンスの限界」を解き明かす一つの本質を示す意義も持つ。
幹事:小西一彦(兵庫県立大学)