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第4回ソーシャルビジネス研究部会 (9/10)のご案内
- 皆様 お変わりございませんか?今年も記録的な猛暑や豪雨、それに新型コロナウイルスの第7波襲来で、安心して外出も出来ないというのが実情でないかと推察します。熱中症やコロナ感染には、くれぐれも、ご注意下さい。
- さて、関西ベンチャー学会「第4回ソーシャルビジネス研究部会」ですが、9月10日(土)午前10時~12時半の予定で開催いたします。コロナ禍の中での開催ですので、今回も、オンライン(ZOOM)を使用したいと思いますが、リアルでの参加を希望される方も多数おられますので、コロナ感染の予防には最大限の対策を講じながら、前回と同じく、グランフロント大阪北館7階「ナレッジサロン」にても行います。ハイブリッドでの開催です。
- 今回、最初に、発表して頂くのは、株式会社福市の代表取締役社長の高津玉枝様です。高津様は企業と行政だけでなく、市民と消費者も含めて、わが国の多くの人々が示す社会問題(とくに格差問題)に対する態度や行動に違和感を感じられて、15年前に、フェアートレード(Fairtrade、公正な貿易)の事業を起こされました。その後、地道に活動を行われた結果、今では、多くの人々からの賛同を得て、事業に成功されました。また、社会に大きな変革的インパクトを与える存在となられておられます。加えて、京都市のイノベーション・キュレーター塾の塾長としても活躍されたことで、高津様の分身ともいえるような社会変革的意識の高いリーダー人材を多数育成されました。今年、この学会に「ソーシャル・ビジネス研究部会」を立ち上げた際に意図した趣旨にもピッタリと合った人であったので驚きました。事前にお会いして、お話を聞き、また、阪急うめだ本店の10階にある高津様のLove&Sense店を見学させて頂き、その考えと行動力、創造力、などが、いっそう良く分かりました。実に素晴らしいソーシャルビジネスの実践者だと感動しました。皆様も、是非、9月の研究部会には参加して頂き、高津様のお話を聴講し、質問もして、フェアートレードとソーシャルビジネスについての知識を学び、行動に賛同して頂きたいと思います。ご参加を宜しくお願い致します。
- お二人目の発表者は、京都産業大学 経営学部 准教授の大杉卓三先生です。大杉先生は、2006年にノーベル平和賞を受賞したグラミン銀行創設者ムハマド・ユヌス氏の研究者として有名な方で、本学会の会員です。これからソーシャル・ビジネスとして起業を考えている方やソーシャルビジネスについて何かを語ろうとする人は、まず第1に、ムハマド・ユヌスのソーシャルビジネスを知り、大杉先生のユヌス研究から核心的情報を得ておかれることは肝要であるかと思われます。ご多忙中のところを伏してご登壇をお願いしました。貴重な機会ですので、ソーシャルビジネスに関係のある人、関心のある人は、9月3日の研究部会に、是非、参加して下さい。ご案内を申し上げます。 (主査:小西一彦) —————————————————————————————————————-
備考)◆フェアートレード(公正な貿易)とは「発展途上国の生産物を,その生産者の生活を支援するために,利潤を 抑えた適正な価格で購入し販売すること」https://www.fairtrade-jp.org/about_fairtrade/ 参照
◆大杉卓三/アシル・アハメド著『グラミンのソーシャルビジネス』(集広舎、2012年、2017年、ムハマド・ユヌス氏の序文付)
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第4回ソーシャルビジネス研究部会(関西ベンチャー学会)
開催日:2022年9月10日10:00~12:30
場 所:グランフロント大阪北館7階「ナレッジサロン」or オンライン(ZOOM)会場にて
参加費:関西ベンチャー学会の会員は無料, 関西ベンチャー学会に年内に入会を予定される人も無料
JABI及び関西4ベンチャー研究会の会員、院生と学生も無料
その他、一般社会人の方は有料(500円)
参加申込方法:基本的にはPeatixからお申し込みください. https://peatix.com/event/3330562/view
Peatixのアプリをインストールされていない方は、下記の主査または幹事まで、メール本文に下記を ご記入の上、お申し込みください。
①お名前、②ご所属名、③連絡可能な電話番号、④受信可能なメールアドレス
申込受付:関西ベンチャー学会「ソーシャルビジネス研究部会」
主査:小西一彦(兵庫県立大学 名誉教授)konishikazu@gmail.com
幹事:施 治安(株式会社 遊企画 代表)haruyasu21@gmail.com
Peatix:https://peatix.com/event/3330562/view
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<目次>
第1報告:「ソーシャルビジネスが与える社会インパクト~フェアトレード実践の現場から~」
※株式会社福市の事業を通じて社会にインパクトを与えたこと
報告者:高津玉枝氏(株式会社福市 代表取締役)
一般社団法人日本フェアトレード・フォーラム 理事
一般財団法人日本国際協力システム JICS 評議員
一般社団法人日本エシカル推進協議会 アドバイザー
京都市イノベーション・キュレーター塾 塾長
株式会社福市/Love&sense https://www.love-sense.jp/
イノベーション・キュレーター塾 https://ic-juku.social-innovation.kyoto.jp/
https://social-innovation.kyoto.jp/learning/cat/ic-school
<プロフィール>
富士ゼロックスに入社、マーケティングの会社設立後、フェアトレードの概念に出会い、06年に(株)福市を
設立。「持続可能な社会のために行動する人を増やす」をミッションにフェアトレードの普及に取り組む。阪
急百貨店うめだ本店にセレクトショップLove&senseを出店。震災後に東北支援プロジェクトEAST LOOPを
創出し200名以上の被災者に仕事をつくる。15年から京都市イノベーション・キュレーター塾の塾長を務め
る。19年には阪急うめだ本店のサスティナブルイベントのアドバイザーとして参画、600名に研修などを行
う。講演・セミナー多数
<講演内容の概要>
弊社が2006年に取り組みをスタートしたフェアトレード。設立当初からチャリティーではなく株式会社として
立ち上げました。事業として成り立ちにくいといわれる困難を抱えながらも、ソーシャルビジネスとして実践
し続けてきたかについてお話します。そして、その事業を通じて、パートナーである途上国の生産者のエンパ
ワーメント・消費者への教育・人材育成・企業への影響など、社会に多くのインパクトを与えてきたことなど
具体的な事例を通じてお伝えします。
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第2報告:「グラミン銀行グループとソーシャル・ビジネス」
報告者:大杉卓三氏(京都産業大学 経営学部 准教授、グラミン・コミュニケーションズ研究員)
<プロフィール>
九州大学、財団法人ハイパーネットワーク社会研究所、大阪大学などを経て2018年4月より現職。
日本国内だけではなくバングラデシュなど海外でソーシャル・ビジネスの研究をおこなう。
著書に『グラミンのソーシャル・ビジネス―世界の社会的課題に挑むイノベーション』、
『BOPを変革する情報通信技術』など。
<講演内容の概要>
南アジアの国バングラデシュでマイクロクレジットをおこなうグラミン銀行とグラミンフォンなど
のグラミン・グループの活動を紹介する。またグラミン銀行創設者であるムハマド・ユヌス氏が
発案した「ソーシャル・ビジネス」の概念についての説明と日本でのソーシャル・ビジネスの現状
について報告する。
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参加申込:Peatixからの方は下記をクリック下さい。
https://peatix.com/event/3330562/view